前回に続いて釜山旅行の続きです。今回は、空港からホテルへの移動。そして釜山内の移動について。
私が韓国に行くのは2回目!前回は5年ほど前にソウルに行ったのですが・・・さすがアラサーもはや5年前の記憶はない(笑)そもそもソウルと釜山では事情も違うのか?と事前に調べながらも、結構ドキドキでした。
釜山の交通事情
釜山は意外と広い!私が知らなかっただけですが、結構広いのです。BIIF広場や国際市場があり、有名な観光地である南浦洞から、韓国一といわれるビーチがある海雲台までは地下鉄で50分(乗り換えあり)かかります。
カラフルな街並みで有名な甘川文化村は、山あいにあり、かなり急な坂道を上ります。ここに行くにはタクシーか、バスを利用することになります。
韓国ドラマを見ていると、タクシーを気軽に使っている印象で「安いのかな?」とは思っていましたが、韓国語がわからない分難易度が高いかな、という不安も。
もう一つ気がかりだったのは、韓国はカード社会であるという前情報…コンビニではカードのみ、タクシーも基本カード支払いだとか。でも、タクシーで言葉も通じないのにカード払いってちょっと怖いな…というのが正直な気持ちでした。
日本のsuicaのような交通ICカードがありますが、これを購入するまでにプチ苦労が・・・ その話はまた後ほど。
空港から釜山市内までの移動のおすすめは?
さて、金海国際空港に到着後、空港内のATMでキャッシング。とりあえずホテルに行こう!ということで私たちが選んだ手段はタクシー。
ホテルがあるのは南浦洞エリア。コロナ前まではリムジンバスが運行されていたのですが、現在は運休中で残念。
そこで、たどり着くには、電車を乗り継ぎぐか、タクシーに乗ることになります。
※2023年夏現在、リムジンバスは一部運行開始していました!!詳細は下記記事ご覧ください
空港から電車で南浦洞へ
空港からは釜山-金海軽電鉄を利用。沙上駅で釜山-金海軽電鉄を下車したら地下鉄2号線に乗り換えます。降りる駅は、南浦駅またはチャガルチ駅です。
乗車時間だけだと45分ほどですが、乗り換えが2回あるのでもう少し時間がかかるかな。
荷物が多いと少し大変かなぁ…という印象です。
ちなみに運賃は2000~2100ウォン(※)。安さを求める方にはいいですね!!
※なんで運賃が100ウォン変わるのかは、下記にて。
空港からのタクシーで南浦洞へ
私たちが選んだのは、タクシーです。事前情報では約30-35分の乗車で2200ウォンほどとのこと。
正直、学生時代バックパッカーしていた私からすると高い…だって、電車だったら200ウォンですよ?十分の一で行けるのに。
そこで思い直しまして…日本だったら30分もタクシー乗ったら幾らするのよ?寧ろ2000円弱で快適に座っているだけでホテルまで行けるのならばタクシー良いじゃない! と。単純。移動で疲れたくない、という怠惰な気持ちもあります(苦笑)
そこで意を決して、空港を出て沢山のタクシーが待機しているタクシー乗り場へ。
「はい、乗って乗って」とタクシー乗り場のおじちゃんドライバーに促されるまま荷物をトランクへ。
ドライバー「南浦洞?OK、OK」
私 『How much ?』
ドライバー「メーター(메타)!」とメーターを指さす。
以上です。
タクシーに乗る際は結局この「いくらですか?」「メーターだよ」というやり取りでお互いが納得すれば大丈夫なように思います。もちろん100パーセントとは言いませんが。
というのも、この質問をすることで万が一ドライバーが良からぬことを企んでいたとしたら、「私、ちゃんと値段見ているよ、気にしているよ」というこちらの警戒心を与えることができます。
あとはこちらがメーターがちゃんと起動していることを確認すること。そして、もっと警戒する場合は、地図アプリでわざと遠回りをしていないか、乗車中も確認すること。
とにもかくにも、この二つを注意しながら私たちもタクシーに乗りました。初乗りで3500ウォンくらいだったかな。
結果、目的地までは30分弱で到着し、値段も17,500ウォンと予想よりも安くてラッキーでした。タクシー選んでよかった!!
それに、現金払いで問題なし。でしたよ。
な~んだ、現金いけるじゃん。
ちなみに、帰りもホテル前から流しのタクシーを拾い、同じやり取り(メーター云々)をして、1800ウォンくらいで空港まで行けました。この際はクレジットカードで支払いましたが、しっかりレシートもらって確認しました、ひと手間ですが、これも大事ですね😊
バスと地下鉄に使えるT-moneyカード
タクシーが便利なことは分かったけど、釜山市内観光にはバスや地下鉄を使いたいと思っていたのですが、ここで課された次の課題は便利といわれるT-moneyカードを購入すること!空港から電車に乗っている場合は恐らくそこで買えたと思うのですが、なんせもう市内に出てきてしまった・・・T-moneyカードを探す旅が始まります(大袈裟)
T-moneyカードとは
T-moneyカードとは、日本のSUICAやPASMO、西日本ならばIcocaなどと同じような機能を備えているプリペイドカードです。カードを購入したら、自分の希望する金額をチャージしておけばワンタッチでバス、地下鉄に乗ることができます。小銭の心配をしたり、ここの駅まではいくらかな?と気をもむ必要もなくなりますね。
釜山だけでなく全国的に使えるので、もちろんソウルの地下鉄等でも利用可能です。日本と同じように、コンビニやタクシーでも(!)支払いに使えます。私は今回は機会がありませんでしたが。
そして、メリットがもう一つ。
前にも少し書きましたが、T-moneyカードでは交通機関を現金支払いよりも割安で利用できるのです。
これはもう使うっきゃない!
ちなみにT-moneyカードは2500~4000ウォンほど。デザインによって値段が変わってきます。BTSとかアイドル仕様のものもあるらしく、そういうのは高くなるみたいです。
T-moneyカードが買える場所
調べたところによると、地下鉄の駅やコンビニで購入が可能とのこと。
南浦洞のホテルを出て、早速近くのセブンイレブンに言って聞いてみます。天下のセブンイレブン、きっとここにはあるに違いない。
でも店主の答は「うちにはないよ~。地下鉄の駅か、別のコンビニ行ってみて」とのこと。
当てが外れました。
そこで地下へ潜って、地下鉄駅へ。
改札の近くにそれらしき機械がありました。ただ、ほかの人のブログ等で見るのとちょっと機会が違うような・・・
日本語表記があったのでそこから選べる「定期カード」というのを購入。なぜなら、別の項目で「成人用」というのを選びたかったのですが、なぜか選べず・・・
出てきたものは…なんというか見るからに古い緑色のプラスチックカード。
どこにも、T-moneyという文字もないし。
やっぱり違ったか~~!
近くに駅のオフィスっぽいところがあったので聞いてみると
「これ違うよ、返金するね。T-moneyならあっちのコンビニ行って」とのことでした。
カードを返却し、代わりに2000ウォンを返金されました。
結局コンビニか。
さらに歩いてコンビニのCUへ。
レジのお姉さんに聞くと
「あるよ。4000ウォンと3000ウォンどっち?」
4000ウォンはキャラクターが描いてあるものでした。わたしたち、迷わず3000ウォンの分を購入。
黒でかっこいい♡やっと買えた私のT-moneyカードです。
@omay24
コンビニでチャージもしてくれました。
幾ら分かな…と迷っているとお姉さんが
「1回の運賃大体1300ウォンよ」とのアドバイスくれたので、とりあえず5000ウォンずつチャージ。
すぐ見つかると思ったT-moneyカードでしたが、思ったより時間がかかってしまいました。
でもこれで、バスも地下鉄も「ピッ」とタッチで乗り放題です(要チャージですが😂)
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